三椏刈取り作業 出雲市の三椏栽培農家へ

11月14日

12:00記念館集合

実行委員会:安部信一郎・安部己図枝

作業補助員:野津智恵子・豊田美智子・土江さん・野津陽向・野津凑太・小田原さん親子

請負作業員2名


天気に恵まれた14日、次回の体験プログラムで使用する三椏を刈取りに出雲市の山間部・北山の元栽培農家(小田原さん)のところへ行ってきました。

数年前までは局納三椏を栽培し出荷されていましたが、栽培している所が山深く、また高齢で集荷できなくなったそうです。しかし三椏は成長しているので、このままでは、もったいないので使ってくださいと声をかけていただきました。

今年の3月に見学へ行ったときに、杉が植林され、元気な三椏の花が咲きほこっていました。このようなところが全国にたくさんあると聞きました。

局納三椏は、日本のお札に数パーセント入っていますが、ほとんどが木材パルプです。三椏の繊維が入ることにより折れに対する強度が強くなるそうです。

今年の3月と打って変わって草木も枯れ始めていました。道のない急な斜面を木や笹を掴み、三椏群生地へ10分くらいかけて登ります。植林した杉の木の間に木漏れ日が当たり綺麗でした。

直径2~5cmまでの三椏を鎌で刈取っていきます。あまり多いと斜面を下ろせなくなるので20本くらいずつ縄で束ね、担いで下ろしました。下ろすというより、ほぼ滑り落ちていくという方が正しい表現です。

そして、ちょうどよい機会なので、軽く抜ける1~2年成長した苗を70本くらい抜き、一緒に土も土嚢袋3杯いただきました。苗の育ちやすい土地で育った土を植林に使おうと思います。植林は12月の予定です。今記念館の庭の土中で一時的に保管しています。

刈ってきた三椏は長短あるので、長さを蒸し桶(こしき)に合わせて160cmくらいに切り揃えました。約120本(約1窯分)ありました。

次は28日、いよいよ「こしき」で蒸し、皮剥ぎ、黒皮削りをして白皮にします。



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―和紙を未来へ繋ぐ―

令和2年度は、安部榮四郎記念館が中心となり、八雲中央公民館・松江工業高等専門学校と実行委員会を構成し「和紙を未来へ繋ぐ事業実行委員会」として活動してきました。