12月2日(水)
高知県立紙産業技術センター内
全国手漉和紙用具製作技術保存会事務局
1昨年、安部榮四郎記念館で技術保存の研修会が行われたとき、用具について学ぶ機会がありました。用具の生産者がとても少ないこと、さらに手漉き和紙生産者と用具生産者の繋がりがないことに、とても驚きました。和紙の原料となる三椏・楮・雁皮の不足は認識していましたが、紙漉きの道具もまた高齢化や後継者不足のため生産が難しくなっていることを知り、この現状を伝え、生産者同士を繋いでいくことも必要だと思いました。
そこで今回、新型コロナウィルスの感染も危惧し、人との接触を大幅に減らし、日帰りで高知へ行ってきました。高知県いの町にある全国手漉和紙用具製作技術保存会事務局を訪問し、来年度行う予定の生産者アンケートに用具作りの調査を入れることを伝え、保存会への協力のお願いや現状などを聞くことができました。
この会議で用具生産者の現状を把握するためのアンケートのめどが立ちました。
打合せ会議
全国手漉和紙用具製作技術保存会事務局より2名
実行委員会:安部信一郎・安部己図枝
記録:松本博志
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